NEWS 新着情報

  • TOP
  • /
  • 新着情報
  • /
  • ー防水工事と雨漏りの関係を徹底解説!早めの対策で建物を長持ちさせようー

ー防水工事と雨漏りの関係を徹底解説!早めの対策で建物を長持ちさせようー

 

防水工事と雨漏りの基本的な関係

防水工事と雨漏りには、とても深い関係があります。そもそも防水工事とは、屋根や屋上、ベランダ、バルコニー、外廊下などに雨水が入り込まないよう、防水層をつくって建物を守る工事のことです。この防水層がきちんと機能していれば、雨漏りは起こりにくくなりますが、劣化したり施工不良があると、少しずつ水が入り込み、気づいたときには天井や壁のシミ、カビ、腐食といったトラブルになってしまいます。
雨漏りが起きてから慌てて対応するよりも、「防水工事で雨漏りを予防する」という考え方をもつことが、建物を長く安心して使うためのポイントです。特にマンションやビル、工場などは、雨漏りが一度起こると補修範囲が広がりやすく、結果的に費用も大きくなりがちです。そのため、定期的な点検と計画的な防水工事が、とても大切になってきます。

雨漏りが起こる主な原因とは?

雨漏りと聞くと、「屋根に穴が開いている」「瓦がずれている」といったイメージを持ちやすいですが、実際の現場では原因が一つとは限りません。複数の要因が重なって起きているケースも多く、素人目では分かりにくいこともあります。ここでは、代表的な原因を知っておくことで、「どんなときに防水工事が必要なのか」をイメージしやすくしていきましょう。

屋上・屋根の防水層の劣化

屋上やフラットルーフ、陸屋根などは、雨水や紫外線を直接受けるため、防水層がもっとも傷みやすい場所です。ウレタン塗膜防水やシート防水、アスファルト防水など工法はさまざまですが、どの工法でも経年劣化は避けられません。
ひび割れ、膨れ、めくれ、シートの浮きなどが生じると、そこから水が入り込み、防水層の下の下地や躯体に浸透していきます。最初は室内に症状が出なくても、長く放置しているうちに鉄筋のサビやコンクリートの中性化が進み、構造体へのダメージにつながることもあります。

外壁やバルコニーのひび割れ・シーリング不良

雨漏りは、屋根だけでなく外壁やバルコニーからもよく発生します。外壁に細かなひび割れが入っていたり、窓まわりや外壁の目地のシーリング材が痩せて隙間ができていたりすると、そこから雨水が入り込みます。
バルコニーやベランダでは、防水層の表面が傷んでいたり、排水口まわりの納まりが悪くなっていると、雨水が溜まりやすくなり、結果的に漏水リスクが高まります。室内側のサッシ下や天井だけを見ていると原因が分かりにくいですが、実際にはこうした外部の細かな劣化がきっかけになっていることが多いです。

排水不良や勾配不足による水たまり

建物の防水は、「水がたまらずスムーズに流れる」ことも重要なポイントです。屋上やバルコニーの勾配が不足していると、水がいつも同じ場所に溜まり、その部分だけ劣化が早く進みます。
排水ドレン(排水口)に落ち葉やゴミが詰まっていると、水位が上がって立ち上がり部から水が入り込むこともあります。こうした排水不良は、ちょっとした掃除やメンテナンスで防げるケースも多く、定期的な点検の重要性を物語っています。

防水工事で雨漏りを防ぐためのポイント

では、具体的にどのような防水工事を行うと、雨漏り予防につながるのでしょうか。ここでは、工法の選び方や施工時のチェックポイントを押さえながら、「防水工事で失敗しないための考え方」を整理していきます。専門的な話も出てきますが、発注者側として最低限押さえておくと安心できるポイントにしぼってご紹介します。

建物や部位に合った防水工法を選ぶ

ひとくちに防水工事といっても、主な工法としてはウレタン塗膜防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などがあります。それぞれ得意な場所や特徴が異なり、「どれが一番良いか」ではなく、「どの建物・どの部位に合っているか」が大切です。
例えば、複雑な形状の屋上や部分的な改修には、塗って仕上げるウレタン塗膜防水が使いやすいことが多いです。一方、広い屋上で下地の動きが少ない場合は、シート防水がコストバランスに優れるケースもあります。既存の防水層との相性も関係するため、「この建物の状態だとどの工法が適しているか」を業者にきちんと説明してもらうことが重要です。

下地処理と排水計画をおろそかにしない

防水工事は、防水材そのものだけでなく、下地処理の良し悪しで寿命が大きく変わります。下地のひび割れ補修、不陸調整、清掃、乾燥状態の確認などを丁寧に行わないと、どれだけ良い防水材を使っても密着不良や早期劣化の原因になります。
また、排水ドレンの位置や数、勾配のとり方も、雨漏り予防の観点ではとても重要です。水の逃げ場がないと、防水層に常に負荷がかかるため、劣化が早く進みます。既存建物の改修では大掛かりなやり替えが難しい場合もありますが、可能な範囲で勾配調整やドレンまわりの改修を提案してくれる業者は、雨漏り予防の視点をしっかり持っていると言えるでしょう。

雨漏りかな?と思ったときのセルフチェック

実際に雨漏りが起きてから防水工事を考える方も多いですが、「もしかして怪しいかも」と感じた段階で早めにチェックすることが、被害を広げないポイントです。ここでは、専門業者を呼ぶ前に、自分で確認しやすいポイントを整理してみます。もちろん、高所作業や危険を伴う作業は無理に行わず、安全第一でできる範囲にとどめてください。

室内のシミ・カビ・においを確認する

まずは室内からチェックします。天井や壁紙に薄いシミが出ていないか、クロスの浮きやめくれがないかを確認してみましょう。特に、窓まわりや外壁に面した壁、上階にバルコニーがある部屋の天井などは要注意です。
また、見た目の変化がなくても、カビっぽいにおいや湿気を感じることがあります。エアコンの周りやクローゼットの中など、普段あまり意識しない場所も、雨漏りの影響を受けている場合があります。

屋上・ベランダ・外部の状態を見る

安全を確保できる範囲で、外部もチェックしてみましょう。屋上やベランダの防水層にひび割れや膨れがないか、表面が粉っぽくなっていないか、手で触るとベタつきやベコベコした感触がないかなどを確認します。
排水ドレンまわりにゴミが溜まっていないか、周囲にいつも水たまりができていないかも重要なポイントです。こうした症状が見られる場合は、まだ室内に雨漏りが出ていなくても、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

防水工事業者に相談するときのポイント

雨漏りや防水の不安が出てきたら、信頼できる防水工事業者に相談することが重要です。ただし、どの業者でも同じというわけではないので、いくつかのポイントを押さえておくと安心して任せやすくなります。

現地調査と原因特定を丁寧にしてくれるか

良い業者は、すぐに工事内容を決めつけるのではなく、まずは現地調査を行って雨漏りの原因を丁寧に探ってくれます。屋上や外壁だけでなく、室内側の状況も確認し、必要に応じて散水試験や赤外線調査などを提案してくれることもあります。
「とりあえずここを塗っておきましょう」「この部分だけ補修しておきます」といった、場当たり的な提案だけで終わる場合は、根本原因が解決されないまま再発するリスクもあるため注意が必要です。

工法や保証内容について分かりやすく説明してくれるか

見積もりを受け取った際には、「なぜこの工法なのか」「どのくらいの耐用年数を見込んでいるのか」「保証期間はどれくらいか」といった点を、分かりやすく説明してもらいましょう。難しい専門用語ばかりで説明されると不安になりますが、図や写真、施工事例などを使って丁寧に解説してくれる業者であれば、信頼度も高まります。
また、工事中の写真を撮っておいて、完了後に報告書として提出してくれるかどうかもポイントです。実際にどのような下地処理や補修を行ったのかが分かると、「ちゃんとやってもらえた」という安心感につながります。

防水工事で雨漏りリスクを減らし、建物を長持ちさせよう

防水工事と雨漏りは、切っても切り離せない関係にあります。防水層がきちんと機能していれば、雨漏りは大きく減らせますが、逆に防水工事を怠ったり、劣化を放置したりすると、室内の仕上げだけでなく、建物本体にもダメージが広がってしまいます。
雨漏りが起きてから慌てて対応するのではなく、「定期的な点検」と「計画的な防水工事」をセットで考えることが大切です。少しでも不安を感じたら、早めに専門業者へ相談して原因を確認してもらい、必要に応じて適切な防水工事を行うことで、建物を長く、安全に、快適に使い続けることができます。

2025.12.12